ここ最近「炭水化物=太る」というイメージが定着してきているように思います。
私の周りの女性でも、ご飯は抜き(or 少なめ)でという人がけっこういます。
ですが、この炭水化物抜きダイエット、実際の効果はどうなのでしょうか?
今回は炭水化物抜きダイエットの危険性や正しい理解について解説します。
炭水化物抜きダイエットってどうなの…?
「炭水化物抜きダイエット」というのがあります。
- お米
- パン
- ラーメン
- パスタ
などの炭水化物を抜いてダイエットをする方法です。
基本的には「炭水化物≒糖質」なので抜いていくことは悪くはないのですが、まちがったやり方をすると結果的に体にとってよくないことがあります。
私の友人の女性で、ダイエットということで炭水化物を抜いた食生活をしていたところ
「肩がカサカサになってしまった…」
という謎の現象がおきて、炭水化物を取るようにしたら治ったということがありました。
こんな記事があります。
専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない
私は医学の専門家でもなく、栄養の資格もありませんが、私のダイエット経験からは
『炭水化物抜きダイエット』
が危ないのではなく、体やダイエットに対して正しい知識を持たずに炭水化物だけをひたすら避けようとする
『炭水化物抜き「だけ」ダイエット』
が危ないのではないかと考えています。
炭水化物ダイエットにありがちなパターン
食事の中で炭水化物を抜くと、おかずのみを食べるということになります。
この「おかずに何を食べているか?」というのが非常に大切です。
よく聞くのが「炭水化物を抜いて、野菜をメインで食べる」というパターンです。
野菜だけではエネルギーがほとんどとれないため、体がエネルギー不足となり筋肉が減る可能性が高くなります。
また外食ではなかなかタンパク質をとれないので、結果的に脂質が多めのおかずをとることになります。
その結果、「炭水化物を抜いた分おかずを食べ過ぎて、逆に脂質を取りすぎる」ということがおきます。
お米を食べてハンバーグを残す方が、糖質や脂質がトータル的に減ることもあります。
炭水化物「だけ」を抜くダイエットで、一時的に体重が減ったとしてもこれは筋肉の量が減っているだけの可能性が高いです。
炭水化物、タンパク質、糖質。正しい理解
1日5食ダイエットでも、炭水化物をカットしてタンパク質を多くとることを推奨していますが、タンパク質の中にも糖質は含まれています。
ですので、タンパク質ばかり食べていても結果的には糖質も取っています。
確かに炭水化物を抜くことは必要なのですが、正しいやり方として
「炭水化物を抜いて高タンパク質の食事を、空腹を感じる前に食べる」
ということが大切です。
正しい知識と正しいアプローチで「太りにくく、痩せやすい体」をつくり、理想の体型になりましょう!
その「太りにくく、痩せやすい体」をつくる1日5食ダイエットに必要なものを一覧でまとめましたので、次のページを参考にしてくださいね!